二日酔いの原因と解消

 

適量のお酒は心をリラックスさせてくれストレス解消にも良いと言われていますが、二日酔いになるまで飲んでしまって後悔する人も多いですね。
二日酔いになるのはいくつかの原因があり、症状や改善方法も違うので詳しくご紹介しましょう。

 

二日酔いの原因

まず二日酔いの原因はさまざまで、まず挙げられるのがアデノシンです。
お酒を飲むと気分が高揚してきて楽しい気分になるのは、アルコールに血管を拡張する作用があるからです。
アルコールの血管拡張作用により、ストレスによる緊張で収縮した血管が拡がり、気分も楽しくなるのです。
お酒にはアルコール以外に、血管拡張作用のあるアデノシンやアセトアルデヒドなども含まれています。
特に多くアデノシンを含んでいるお酒は日本酒で、熱燗などを飲むとすぐにぽかぽかしてくるのはこのためです。
しかし、この状態が長く続けば血管が炎症を起こしてしまい二日酔いを招きます。

 

脱水症状も、二日酔いの原因となっています。
二日酔いにはさまざまな症状がありますが、この脱水症状を原因とした二日酔いが一番多いと言われています。
アルコールには利尿作用があるので、飲酒によって摂取した以上の水分が尿で排出されてしまいます。
アルコール50gあたり、600〜1000mlの水分が尿などで失われると言われています。
これをビールで計算すれば、ビール500mlを2本飲んだ場合、なんと1L近くもの水分が失われるということになります。
アルコール度数が高いお酒ほど、より多くの水分が失われますから、脱水による二日酔いも起こりやすくなります。

 

他に低血糖症やアセトアルデヒド、胃の塩酸分泌も二日酔いの原因となります。
お酒を飲むとアルコール分解は肝臓で行われます。
肝臓はアルコール分解を最優先させるので、アルコール分解を行っている間、肝臓では他の働きが休止されます
肝臓でのグリコーゲン生産不足になって糖分が不足してしまい、低血糖症による二日酔いが起こります。
アセトアルデヒドによる二日酔いも多いです。
アセトアルデヒドは、肝臓でのアルコール分解の過程で生成される成分です。
日本人は、このアセトアルデヒド脱水素酵素の活性・分泌が弱い人が多く、アルコール分解が終わった後もこのアセトアルデヒドが残ってしまい二日酔いになります
また、アルコールは胃酸の分泌を促進するので胃酸過多の状態となり、これが二日酔いの症状になります。

 

二日酔いの症状

血管拡張作用のあるアデノシンが原因の二日酔いは、ズキズキとした頭痛の症状が起こります
利尿作用による脱水症状が原因の二日酔いでも、頭痛は起こります。
他に、全身のだるさや吐き気、食欲不振の症状も現れます。

 

糖分の不足による低血糖症が原因とされる場合でも、頭痛やだるさ、筋肉痛などが起こります。
糖分は脳の大切な栄養素ですから、これが不足するので起こるのです。

 

アルコール分解中に生成されるアセトアルデヒドが原因の二日酔いでも、頭痛やだるさ、吐き気などの症状が見られます。
胃酸過多による二日酔いでは、吐き気や食欲不振、下痢などの症状が起こります。

 

二日酔いを早く改善する方法

血管拡張作用のあるアデノシンによる二日酔いを改善するためには、血管を収縮させることが大切です。
血管の収縮作用があるのはコーヒーなどに含まれているカフェインですから、コーヒーや紅茶を飲むのがおすすめです。

 

セロトニンにも血管収縮作用があるので、ホットミルクを飲むのも良いでしょう。

 

脱水による二日酔いは脱水症状を改善することが大切ですから、体内への吸収率が良いスポーツドリンクを飲むのがおすすめです。
ナトリウムやカリウムなども入った人体に近い浸透圧になっているので、スムーズに吸収されて脱水症状も素早く改善できます。

 

アルコール分解を促すシジミやあさりを入れたお味噌汁を飲むのもおススメです。
脱水症状も改善できると同時に、肝臓への負担も軽減することができます。

 

低血糖症による二日酔いでは、糖分をスムーズに補給することが大切です。
ショ糖よりも果物に含まれている果糖の方が吸収率は良いので、フレッシュジュースを飲むのがおすすめです。

 

アセトアルデヒドの解毒には、シジミやゴマ、ひまわりの種が有効です。
吐き気があり食欲がなくてもシジミのお味噌汁なら飲みやすいのでおすすめです。

 

胃酸過多を改善するには、ショウガがおすすめです。
昔から船酔いの民間療法としてショウガと重曹は用いられています。
スープに絞ったショウガを入れて飲むのがおススメです。

 

二日酔いにならないようにお酒を飲む前にすること

お酒を飲む前に、水分補給をしっかりとしておけば二日酔いが防げます
ビールを美味しく飲もうと飲み会前には水分を控える人が多いですが、これではお酒の量が増えると同時に脱水症状にもなりやすいです。
お酒を飲む前には、水やお茶をコップ1杯から2杯飲んでおけば二日酔いが予防できます。
空腹状態でお酒を飲むとアルコールの吸収を早め、胃の粘膜へのダメージも大きいです。
これでは酔いが早く回るので、消化に時間のかかるたんぱく質を適量食べておくと安心です。
ヨーグルトやチーズなどをつまんでおけば二日酔い対策ができます。

 

二日酔いの原因とそれに伴う症状は実にさまざまです。
いくつかの原因によって二日酔いになっている人がほとんどですから、事前の対策を行い飲みすぎには注意しましょう。

 

他にも色々な対策を行う人も多いでしょう。
いまいち良い対策が見つからないという方はこちらも参考にしてみてください。

 

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